
辻野 隆三
RYUSO TSUJINO
1969.2.24 生まれ
東京都出身
右利き
B型
8歳からテニスを始め、ジュニア時代は、ほとんどのタイトルを手中に収めた。
なかでも全日本ジュニアを3年連続で制した記録はいまだ破られていない。高校卒業後の 1987年に渡米し、3年の修行を積み帰国。
1990年帰国後すぐに、群馬オープン、八ヶ岳オープンで優勝し一世を風靡した。同年10月のセイコースーパーテニスでは、1回戦勝利の後の2回戦で、当時世界2位のボリス・ベッカーから数々のサービスエースを奪い大熱戦を繰り広げた。敗れはしたものの、ベッカーが辻野から強烈な印象を受けたのは言うまでもない。
その後、数々の国際大会、全日本選手権、イザワクリスマスオープンなど、シングルス、ダブルスにおいて、数多くの大会で優勝。
1993年のセイコースーパーテニスにおいては、日本人で初めて予選を勝ち抜き、本戦でもパトリック・クーネンを破り2回戦に進出した。 また、1994年オーストラリアオープンにおいても、松岡修造以来となる予選を勝ち抜き、本戦出場を果たしている。 同年の1994年に広島で行われたアジア大会では銀・銅メダルを獲得するなど、日本男子テニス界で長年トッププレーヤーとして君臨。 攻撃的かつ積極的なプレースタイルは日本人離れしたセンスとあいまって、海外のプレーヤーからも高い評価を受けた。
1997年からは、実業団リーグチームのひとつ、北日本物産に選手兼監督として迎え入れられ、2006年勇退までの9年間、男子・女子チーム共に3回の日本一、3回の準優勝にとチームを導く。選手としては2003年2月に現役引退を表明し、4月の札幌の試合で一線を退いた。現在は NHK、スポーツ専門局GAORA SPORTS、TBSのテレビ解説、ジャパンオープンではトーナメントアドバイザーとしても活躍。日本テニス協会プロツアー委員会委員長も務める。日本男子テニス界をリードしてきた辻野、今後も益々の活躍が期待される。
【戦歴】
日本ランキング最高位:シングルス2位 ダブルス1位デ杯日本代表:88年、91年~95年
出場大会 | シングルス | ダブルス | |
---|---|---|---|
1985 | 全国日本ジュニア(18歳以下) | 優 勝 | |
1986 | 全国日本ジュニア(18歳以下) | 優 勝 | |
1987 | 全国日本ジュニア(18歳以下) | 優 勝 | |
1990 | ロイアルSCオープン | ベスト4 | |
群馬オープン | 優 勝 | ||
八ヶ岳カッププロテニス | 優 勝 | 優 勝 | |
セイコースーパーテニス | ベスト32 | ベスト16 | |
1991 | 全日本テニス選手権 | ベスト8 | 準優勝 |
クリスマスオープン | 準優勝 | 準優勝 | |
1992 | 全日本室内テニス選手権 | 優 勝 | |
全日本テニス選手権 | 準優勝 | ||
ジャパンサーキット第1週 | 優 勝 | ||
ジャパンサーキット第2週 | 準優勝 | ||
ジャパンサーキットマスターズ | 優 勝 | ||
クリスマスオープン | 優 勝 | 優 勝 | |
1993 | ジャパンオープン | ベスト64 | |
NST杯プロテニストーナメント | 優 勝 | 優 勝 | |
ダンロップマスターズ | ベスト16 | ベスト8 | |
セイコースーパーテニス | ベスト32 | ||
全日本テニス選手権 | 準優勝 | 準優勝 | |
1994 | クリスマスオープン | 優 勝 | |
全日本室内テニス選手権 | 準優勝 | ||
オーストラリアオープン出場 | |||
アジア大会出場 | 銀・銅メダル獲得 | ||
1996 | 全日本ローン選手権 | 優 勝 | 優 勝 |
クリスマスオープン | 優 勝 | 優 勝 | |
1998 | 全日本テニス選手権 | 優 勝 |

【コーチ】阿波根 祐二(あはごん ゆうじ)
誕生日:5月4日/星座:おうし座/血液型:A型/出身地:沖縄県
インターハイ3年連続出場・インカレ出場。 アジアジュニア選手権ダブルスベスト16。卒業後、大手インドアテニススクールなどで腕を磨き、地元沖縄では全日本チャンピオンの強化コーチも務める。その手腕を買われMIRAIのスタッフとして活躍中。

【コーチ】小林 祐樹(こばやし ゆうき)
誕生日:11月30日/星座:いて座/血液型:B型/出身地:神奈川県
日本プロテニス協会認定 プロフェッショナル3。
皆さんの力になれるよう、自分自身も日々精進します!一緒に頑張っていきましょう!宜しくお願いします。